こくれんかんきょうかいはつかいぎ国連環境開発会議

国連環境開発会議(United Nations Conference on Environment and Development: UNCED)は、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された、環境と持続可能な開発を主要議題とする国連会議で、「地球サミット(Earth Summit)」とも呼ばれる。170か国以上が参加し、持続可能な開発のための国際的枠組みの構築が大きく前進した。会議では、「環境と開発に関するリオ宣言(リオ宣言)」が採択され、人間中心の持続可能な開発の理念や、環境保全と経済発展の統合の重要性が示された。また、その理念を具体化する行動計画「アジェンダ21」のほか、「気候変動枠組条約」および「生物多様性条約」の署名が開始されるなど、国際的な環境ガバナンスの基盤が形成された。

環境問題と解決に向けた取り組み集
経済発展と環境問題【ブルントラント委員会と「持続可能な開発」の概念】参照。

    

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