たんじゅみょうきこうおせんぶっしつ短寿命気候汚染物質(SLCPs)

短寿命気候汚染物質(SLCPs:Short-Lived Climate Pollutants)とは、大気汚染と地球温暖化の原因となる物質のうち、大気中に留まる時間が二酸化炭素よりも短いものをいう。具体的には、メタン、クロロフルオロカーボン類(CFCs)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、対流圏オゾン(O3)、ブラックカーボン(BC・いわゆる煤)を指す。これらは、同じ重量の二酸化炭素と比べて数十倍から数千倍もの温暖化効果を持つが、大気中に留まる時間が短いため、排出を抑えれば地球温暖化の進行を比較的短期間で抑制することができる。

    

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