ブループラネット賞 ブループラネット賞について

設立趣旨

人類が解決を求められているグローバルな諸問題の中で、最も重要な課題の一つが地球環境の保全です。地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少、河川・海洋汚染などの地球環境の悪化は、いずれも私達人間の経済活動や生活が大自然に影響を及ぼした結果です。
旭硝子財団は、地球環境の修復を願い、地球サミットが開催された1992年(平成4年)に、地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に対して、その業績を称える地球環境国際賞「ブループラネット賞」を創設いたしました。
賞の名称 ブループラネットは人類として初めて宇宙から地球を眺めた宇宙飛行士ガガーリン氏の言葉「地球は青かった」にちなんで名付けました。この青い地球が未来にわたり、人類の共有財産として存在しつづけるように、との祈りがこめられています。

賞の概要

8月から10月にかけて国内外のノミネーターに候補者の推薦を依頼し、その中から毎年原則として2件を選定します。
翌年6月に受賞者を発表し、秋には受賞者をお迎えして表彰式典を東京で挙行し、記念講演会を東京と京都で開催します。
受賞者にはそれぞれ賞状・トロフィーならびに賞金50万米ドルが贈呈されます。

トロフィー

トロフィー

ブループラネット賞を記念して、受賞者に対して贈呈されるトロフィーは、美しい地球の"水と大気"をテーマに、日本の代表的ガラス工芸家の河上恭一郎氏によって製作されたものです。
クリスタルグラスを使った球体にシンボルマークをあしらった透明感溢れるシンプルな造形の美しさが、人間のみならず様々な生命が環境と調和する淀みのない星、ブループラネットを見事に表現しています。

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