「プラントベースフード」とは、植物由来の原料を使った食品を指す。特に、肉や魚の味や食感を植物性の素材で再現した代替食品を意味することが多い。牛のげっぷなど家畜から排出されるメタンガスは地球温暖化の原因の一つとされており、肉の消費を減らして温室効果ガスの排出を抑える目的と健康志向の高まりもあり、プラントベースフードの開発が進んでいる。代表的な例には、大豆を使った「大豆ミート」や、大麦(オーツ)を原料とした「オーツミルク」があり、近年はスーパーなどでも手軽に購入でき、私たちの食卓にも広がりを見せている。