マイクロプラスチックとは、大きさ5ミリメートル以下の小さなプラスチック粒子のこと。主に2つのタイプに分けられる。
・一次マイクロプラスチック: 微小粒子として工業的に製造されたもので、化粧品のスクラブ剤として使われるマイクロビーズなど。
・二次マイクロプラスチック: ペットボトルやビニール袋などの大きなプラスチックごみが、紫外線や波の力で劣化し、細かく砕けてできたもの。
マイクロプラスチックは、海や川に流出すると、そこに生息する魚介類や鳥などが誤って摂取することがある。さらに食物連鎖を通じてより大きな生物に取り込まれ、生態系に深刻な影響を与えることが懸念されるため、世界中で規制が進んでいる。
環境問題と解決に向けた取り組み集
海洋プラスチックによる汚染【法的拘束力のある国際ルール:プラスチック条約の策定】参照