IUCNレッドリスト(正式名称:IUCN絶滅危惧種レッドリスト[The IUCN Red List of Threatened Species])は、動物、植物、菌類を対象とした、世界の保全状況に関する最も包括的な情報源である。もともとは1966年に「レッドデータブック」として初めて刊行され、現在では、生物多様性の健全性を示す国際的に重要な指標として広く活用されている。IUCNレッドリストは、種の分布範囲、個体群サイズ、生息環境、生態的特性、利用と取引、脅威、保全行動などに関する詳細なデータを提供し、科学的根拠に基づく政策決定や保全活動の基盤となっている。
環境問題と解決に向けた取り組み集
人間活動による野生生物の絶滅【IUCNレッドリスト】参照