真鍋淑郎博士(第1回ブループラネット賞受賞者) ノーベル物理学賞受賞決定

2021.10.06
第1回ブループラネット賞を受賞した真鍋淑郎博士がノーベル物理学賞に選ばれました。
地球温暖化研究の先駆者としての功績が、ノーベル賞でも評価されたそうです。

真鍋博士による気候モデルの研究は、その後科学者たちの研究の礎となるものです。

真鍋博士と親交の深い松野太郎博士(2013年ブループラネット賞受賞)は、真鍋博士について、その功績を次のように語っています。

「真鍋先生は、地球温暖化を科学の問題として具体的に論じた最初の科学者です。大気中の二酸化炭素の増加によって世界各地の地表気温がどれだけ上がるのか、正しい理論的枠組みに基づき妥当な実験データを用いて、最初にして決定的な数値を算出されました。私をはじめ、世界中の仲間たちが、真鍋先生の理論に基づいて研究をしています」

(2020年7月公開、afMagazine松野博士インタビューよりhttps://www.af-info.or.jp/af_magazine/002.html

真鍋博士の功績について、詳細はこちらをご覧ください。講演録などもご覧いただけます▼
https://www.af-info.or.jp/blueplanet/list-1992.html

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1992年ブループラネット賞表彰式典

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