2025年10月30日、東京大学伊藤謝恩ホールにて、2025年ブループラネット賞受賞者による第34回受賞者記念講演会を開催しました。
冒頭で、島村理事長は参加者に感謝の意を表し、ブループラネット賞と本年の受賞者を紹介しました。また、講演が参加者に地球環境問題の解決に向けた行動を促すきっかけとなることを期待していると述べました。
 
第1部:ロバート・ジャクソン教授 講演
スタンフォード大学のロバート・ジャクソン教授は、「大気を再生する ― 希望・健康・そして人類のために ―」と題し、気候変動と大気汚染の現状、そしてそれに立ち向かうための科学的アプローチと政策の重要性について講演しました。講演後には、京都大学大学院農学研究科の北島薫教授の進行により、参加者と活発な質疑応答が行われました。
 
 

 
 
第2部:ジェレミー・レゲット博士 講演
続いて、ソーラーエネルギーの普及と気候変動対策に尽力してきたジェレミー・レゲット博士が、「ポスト真実の時代に気候と自然のリスクを伝える ― 活動家としての歩みから学んだこと」と題して講演しました。科学と社会の接点、そして真実を伝えることの難しさと重要性について、自身の経験を交えて語りました。講演後には、地球環境戦略研究機関(IGES)参与の西岡秀三博士の進行で、参加者との質疑応答が行われました。
 
 

 
 
講演会の模様は、後日、旭硝子財団のウェブサイトにて動画を公開予定です。ぜひご覧ください。
