きこうかんれんさいがい気候関連災害

気象関連災害とは、洪水・嵐・干ばつ・熱波や寒波など、気象や気候に起因する自然災害を指す。「気象関連災害」とも呼ばれるが、気候変動との関わりを強調する場合、「気候関連災害」が用いられる。国連国際防災戦略(UNISDR)によれば、1995〜2015年に世界で6,457件が記録され、約60万6千人が死亡、41億人が被災した。洪水が半数を占め23億人に影響し、嵐は24万人以上を死に至らせ最も致死的であった。熱波や寒波も一度に数百人の犠牲を出し、高所得国での死者が多い。こうした災害は気候変動で今後さらに増えると予測され、都市化や人口増加も被害拡大を招く要因となる。そのため早期警報や洪水防御など、リスク削減策の強化が急務である。

環境問題と解決に向けた取り組み集
気候関連災害の急増【最新の防災・減災対策】参照。

    

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